NICO Touches the Walls TOUR 2013 "Shout to the Walls"

Directed by MASAHIRO MAKI (VISIBLEX)

Roles: Concept, Design, Direction, Editorial, 2D Animation, Visual Effects, Compositing
NICO TOUCHES THE WALLSが、「TOUR 2013 〝Shout to the Walls”」ライブで「アビダルマ」「夢一号」「アルペジオ」を演奏する際に、アーティストのバックで流される映像を制作。

アビダルマ

アルバム「Shout to the Walls」の油彩ペイントを殴り描きしたようなジャケットのアートワークをモチーフにしながら、カラフルなインクの撥ねや映画π(パイ)を想わせるような数字のパターンを挟み込み、スピーディーに展開するドラッギーな映像を作りました。

ジャケットデザインの一部を切り取ったカットを高速で切り替えていくことで、目に焼きつくような印象を与えながら、曲が持つ激しく混沌とした雰囲気を表現しています。



数字を羅列したパターンは、After Effectsのエクスプレッションを使い、数字の動きをコントロールしています。

万華鏡効果がかけられたサイケデリックでミステリアスなカットは、ドライバー視点で実写撮影した動画素材をAfter EffectsのCC kaleidaを使って作りました。また、絵の具が撥ねる動画素材をタイミングを変えて何枚も重ねることで、アクション・ペインティング風なシーンを作りました。

夢1号

小型の水槽に水を溜め、そこに何種類ものオイルやインクを垂らして美しく広がっていく様子を実写撮影しました。

カメラはCANON 7Dを使用。水中でのインクの広がりを思うようにコントロールするのが難しく、何度も試行錯誤を繰返しながら偶然の美しさを狙って撮影しました。

アルペジオ

映像全体をモノトーンの影絵的なタッチで描くことで、曲が持つノスタルジックな雰囲気を表現しています。
光の点滅を効果的に使い、昔の想い出が戻ってきたり、遠ざかって消えていくような、おぼろげな「記憶」を表しています。映像の周辺を減光させたり強いボケをつけることで、寂しげなトーンを醸し出しています。
また、イラストタッチの映像の中に一部だけ実写の素材を使うことで不思議なニュアンスを付けました。

CLIENT

SENHA & Co.

PRODUCTION

Director:Masahiro Maki (VISIBLEX)
Production Company : SEP
Producer : Yoshiyuki Takahashi (SEP)
Creative Director : Nobuyuki Tanii (VISIBLEX)

EDIT / COMPOSIT

CG Supervisor : Masahiro Maki (VISIBLEX)
2D Artists : VISIBLEX

TOOLS

After Effects, Premiere
Photoshop, Illustrator